2017年2月27日月曜日

第十八話 放課後ひとりぼっちの教室で考えること

付け焼き刃な33日間の物語


ドーケイ、ホーテイ、クソメン割田の実録


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この日、割田は調子よく3時間ジョグを終えるものの、

だいぶ脚が疲れきっていて、歩くのもしんどい状態になっていた。

そこで割田はアイシング目的でジムへ行くことにした。



ジムに着きさっそく水風呂に長めに浸かっていると、

脚の疲労がすぅっと引いていくのが感じられた。

やっぱアイシングって大事なんだなぁ。

と、再認識した割田はいつものようにサウナへ入った。

ビックリしたぁ・・・

サウナにはひとりの女性が横になっていた。

よく見ると先週カップルでサウナにいた女性だった。

サウナには割田とその女性の二人だけの時間がしばらくつづいた。

ビックリしたぁ・・・

急に女性が立ちあがり、勢いよくサウナを出て行った。

女性が出ていき、サウナで割田ひとりの時間がつづく中で、

割田は葛藤していた。

あの席に座ろうかな・・・

でも、もしあの子がまたサウナに戻ってきてオレがそこに座ってたら

おれキモがられるよね。あ、そうじゃなくてもキモがられてるかってバカ野郎!

慣れないノリツッコミするぐらい割田は葛藤していた。

しばらくして意を決した割田は席を移ろうと立ちあがったその瞬間、

さっきの女性がサウナに入ってきた。

あっっぶねー

割田は決して女性がいた席に座ろうとしたことを悟られないように、

あたかも、今おれサウナ出ますよ的な顔をつくりサウナを出て行った。



そもそも混サウナってエロくね?

自分のゲスを棚上げする割田だが、頭を冷やすために泳ぎはじめた。



つづく。


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