2014年12月19日金曜日

27/98 なにもないという自由、あれもこれもあるという不自由

うす。


こないだショッピングモールで見たランドセルの話。


いっぱい種類あるね。
いや、種類じゃなくてカラーか。


なんだかね・・・


昔、ランドセルっつったら男が黒で女が赤。
ゆるがない2種類、そして一択だ。
今は色々選べる。
色だけじゃなく、きっと革の種類とか。
あとなんだ?肩が苦しくないとか。機能性??ってやつだろうか。
まーあれだ、セールスポイントってやつ?
差別化です!みたいな?


差別化ってやつならさ、黒のランドセル一択のボクらは色々やったよ。
シール貼るやつ、カッターで字を掘るやつ、バッチ着けまくるやつ、などなど。
ちなみにボクはランドセルをやめてリュックで登校する究極の差別化を選んだ。


人生は選択の連続なんだよ・・・


強がりでもなんでもなくて。
ボクは『与えてくれない世の中』の方が好きだ。
なぜなら『手に入れよう』とがんばるからだ。
さらに『与える』ことの喜びも知るからだ。


もっと極端なこと言っちゃうと。
ネットという世界だって、ホントはイヤなんだ。
例えばボクはレコードが大好きで、よく渋谷のレコード街へ足を運んだ。
現場でレコードを手に入れる喜びは大きかったからだ。
でもそんなボクもネットでレコードを探すことに慣れ、
徐々に店舗に行かなくなった。
このとき、自分で自分を悲しい目で見ていた。


おいおい、お前ブログやってんじゃん!


そうなんです。
でもね・・・


人は矛盾が大好きさ・・・


世界(社会)が構成された以上、生活を捨てない限り
流れにそむいて生きていくってかなり難しいと思う。
だから、せめて・・・という考えが生まれるんじゃないかと。


走る世界じゃ、大統領の言うことだって聞きゃせんぜ!


そんな感じで。
では。

2 件のコメント:

  1. ムスメが小学校にあがるとき
    「逆に赤がいいんじゃね?」
    って熱烈にすすめましたが、却下されちゃいました。
    学校でも黒と赤、いないんですよね。

    なんだかなあとおもいます。

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  2. キクチヒロシへ

    あんだけ選択肢あるのに、
    オトコがレッド、オンナがブラックって
    パターンはないんですよね。
    それがひっかかるんすよ。

    息子が小学生になるのはあと4年先のことですが、
    黒以外を希望されたら自分はどうするか心配です。

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