2018年2月15日木曜日

第四話 割田、OMOIDE IN MY HEAD

ドーケイ、ホーテイ、クソメン割田の実録

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まぁじかぁ・・・

割田は手を頭の後ろで組んだ。

そうなるとなぁ・・・

割田はブツブツ言いながらメールを閉じた。



紅葉がはじまり、気温も丁度いい感じになってきた秋口。

まぁ、もったいないしなぁ。

なんだかんだ。

と、ブツブツ言いながら割田は靴紐をしばって外に出た。

走ってて、いいことあんのかなぁ?

走りたいときだけ走るっていうなら、いいんだけどねぇ。

ま、いいんだけどさぁ。

と、ブツブツ言いながら割田はいつもの湖畔コースを走っていた。



ふぅいーーーー。

久しぶりのランニングを終えた割田は公園のベンチで休憩していた。

はたしてオレは、速くなりたいんかねぇ?

ふと、割田の頭をよぎった。

わかんないねぇ。

答えにならない答えがすぐに出た。



・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

まぁ、でもね。

言葉にならない答えもすぐに出た。




まぁ、、、走りますか、、東京。




割田はベンチを立った。

10、11、12、1、2。

時間あるような、ないような。

5ヵ月かぁ。

と、ブツブツ言いながら割田は家に帰って行った。




ふぅぃーー、おわったぁーー。

この日、割田は練習会に参加していた。

帰る際に女性コーチ陣から義理チョコをもらった。

来週ですね!カゼひかないように気を付けて下さい!

あぁ、ぁりがとうございます・・・

コミュ障っぷりはあいかわらずだが、

この冬、なんとかやりきったようだ。



今日は暖かいなぁ~

そう言って、割田は自転車に乗って帰って行った。



おしまい

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